秘密保持契約とは、NDA(Non-disclosure agreement)とも呼ばれ、企業秘密情報や個人情報など、業務によって知り得た情報を第三者に開示したり、提供したりしないという契約です。
機密保持契約、守秘義務契約ともいいます。
この契約は、いつ締結するのが妥当かと言いますと、情報を知り得る前に締結するべきです。
RFI(情報提供依頼)やRFP(提案依頼)を行う前に、こちらの情報を提供する際、秘密情報が含まれる可能性がある場合は、秘密保持契約(NDA)を先に、締結してから取引を開始します。
秘密保持契約(NDA)に記載するべき項目
秘密保持契約(NDA)でチェックする主な項目は以下の通りです。
- 対象となる秘密情報をできるだけ具体的に書く(●●技術に関する情報など)
- 除外となる情報(すでに公になっている情報など)
- 役員や従業員への開示(関係者のみに開示可能など)
- 複製に関する制限(コピーは許可制にするなど)
- 契約の有効期間(1年間や無期など)
秘密保持契約に違反した場合、この契約に法的な罰則はありませんので、民事で損害賠償請求などの措置をとることになります。
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