前回の続きです。
前回は、まず、全体ボリュームを把握してから、その後の計画を見直すようにWBSを作成することを書きました。
今回は、把握したボリュームを数字で覚えることをお勧めします。
- システムの機能数
- WBSのワークパッケージの数
- 作成する成果物の数
- アカウントの数
- 主要データの件数
- プロジェクト完了までの残り月数
などなど、プロジェクトにはたくさんの数字がありますので、これは大事そうだなと思ったら、大まかな数字として記憶しておくと何かと便利です。
例えば、リスク対策を検討するブレーンストーミングのときに、数字を思い出せば、いま検討している対策がどのくらいの範囲(割合)に対して、有効なのかを瞬時に判断できます。
狭い範囲にしか有効でなければ、他の対策の検討にすぐに移ります。
あるいは、ステアリングコミッティで、ステークホルダーから質問された際に、具体的な数字で、即答すれば、信用度がぐんと上がります。
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