プロジェクトコストの見積もりが正確にできるのであれば、そのプロジェクトはほぼ間違いなく成功します。
ある調査によると、見積もりが正しければ、プロジェクトの成功確率は80%だそうです。
ですが、プロジェクトは不確定要素が必ずありますので、正確な見積もりなんてできるわけがないのです。
だから、どこのプロジェクトでも見積もりに苦労し、いろいろな手段や方法、ツールが存在しているのです。
一番精度の高い見積もりは過去の経験から計算する
世間には、LOC(Line of code)、標準値法、積み上げ法、3点見積法などいろいろな見積もり方法がありますが、経験を基にした見積もりに優る方法はありません。
過去の類似プロジェクトで使用したWBSを基に作業項目を洗い出し、今回のプロジェクトにアジャストします。
さらに、不確定要素を係数にして、各WBSの工数を算出します。
必要であれば、予備費を別途用意します。
この予備費も、類似プロジェクトを参考にして算出します。
予備費についての類似プロジェクトとは、同じステークホルダーや同じメンバー構成などのことです。
似たようなシステムを開発したプロジェクトではありませんので、注意してください。
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